「やさしさ」って何?

ハート

こんにちは。

最近めっきり秋らしくなり、長靴下が必需品になっています。

読書の秋です。わたしもエッセーを夜何冊か読んでいます。

たまたまなんですが、たて続けに2冊「やさしさ」について言及しているエッセーを読みました。

有名なお二人のエッセーです。

これは神様がわたしに「やさしさ」について再考をうながしているに違いない!

(思い込み激しいのでゆるしてください)

さっそくみていこうと思います。

唯川 恵

『肩ごしの恋人』などが有名な恋愛小説の女王、唯川 恵さんはやさしさをどうとらえているのでしょうか。

優しさなんて、所詮、エゴから生まれたものなのです。誰に対しても、平等に持つなんてことはできないのです。

『5年後、幸せになる』唯川 恵

やさしさは、所詮エゴ

さすが、シビアな女性同士の関係などにも切れ味するどい小説を書き続けているだけあります。

ズバッといい切って気持ちいいです。

たとえば、川で溺れている人が二人いて浮き輪がひとつ、そのうちの一人が自分の家族だったらどうするでしょう。

わたしは、迷わず家族に浮き輪を投げいれるでしょう。

また、友達にやさしくしようと気を使う人は多いですが、それはまわりまわって最終的には自分が嫌われたくないため、なのです。

じゃあ、本当のやさしさって何なのよ⁈

下のような考え方、夏子は好きなので、即採用しました。

誰かのために優しくありたい、というのはどこかに傲慢さが含まれているような気がします。そんな恩着せがましい気持ちは捨ててしまいましょう。私は、私のために人に優しくするのです。

『5年後、幸せになる』唯川 恵

やさしさって奥が深いです。

わたしが優しいと思った行為を、わたしのためにしたらいいのですね。

自然と人に優しくできたらいいですが、わたしの場合はすぐブラック夏子が出てきて、そんな行為は無駄である~とささやくので、くわばらくわばらです。

スマートに人にやさしくできる大人の女性になりたいです。

よしもとばなな

人気作家から世界的な作家さんになりましたよね。

わたしがちょうど10代の終わりごろにデビューしましたので、『TUGUMI』からはじまって初期の作品はほぼ全部読んでいます。

40代の今読み返してみたら違う感覚なのかも、と思い立ってわたしのなかではリバイバルしている作家さんです。

あのころのみずみずしい感覚を思い出したいのかもしれないです。

さて、よしもとばななさんの「やさしさ」論は

私は、その人にとっての優しさの定義を決定するのは「育ち」だと思います。<中略>まさに人それぞれです。

『Q人生って?』よしもとばなな著

著者は下町育ちであるので、ダメなことや失敗したことなどもあからさまに言うのがルールでありやさしさだとされていたとしています。

わたしだったら、世間様には黙ってほっておいてほしいです。

たぶん、あからさまに言われたら傷ついて、裏にある何とかしてやろうという温かい気持ちには思い至らないでしょう。

また、育ちもあるけれど、家族の中でもそれぞれ「やさしさ」の定義は違うので、それがトラブルになったりするとしています。

結婚が楽しいことばかりでないのも、このあたりが原因なのでしょうか。

我が家も、うちの夫は高級そうなお菓子を買ってきて食べさせようとしてくれるのですが、わたしは太るし家計も圧迫するわであんまりやさしいとは思えないという現象が‥

高級なお菓子が嬉しいのは若かったときだけです、あしからず。(再度ブラック化してます)

自分がやさしいと経験上おもってした行為が、かえってひとを傷つけたりする。

ほんとうに、人間関係はむずかしいです。

最後に

智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

『道草』夏目漱石著

関係ないかもしれませんが、人の世は住みにくいということを言いたくて、思い出したので引用しちゃいました。

ほんとうに、人の世はどうにかならないもんでしょうかね。

育児でも、気が弱い子をやさしい子というふうに良くとらえましょうという論調がありますが、弱さとやさしさは表裏一体ということ?とずっと疑問に思っています。

みなさんは、「やさしさ」について普段どう思われているのでしょうか?

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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