「好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方」を実践できるか

わたしは読書好きなので、よく本を買います。

書評サイトの存在を知って、そこでいいなあと思った本を読んでいます。

今日ご紹介するのは「好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方」という本です。

なぜなのか、なんだかいけ好かないというのが感想です。

書評サイトにビジネス書として紹介があったので、社会派かなあと思って買ったのですが、ビジネス書という感じをうけませんでした。

日本とフランスの文化比較の要素が多いようにみうけられました。

フランス人の生き方から見習わないとなあとか、こういう価値観があるのねとか、フレッシュな発見がありライトに読めました。

いけ好かないという感じをうけたのはそのせいではないと思います。

あとから説明しますが、微妙にわたしの劣等感をついてくる本なのです。

この本を買った理由

なぜこの本を選んだかというと、「フランス人」が書いていたからです。

「フランス」に憧れてます。

主にフランス映画やフランス文学からくるイメージで、勝手にフランスに憧れています。

第2外国語もフランス語をとりましたし、フランス語検定3級というすごくない検定試験にも合格。

超ベストセラーになった「フランス人は10着しか服を持たない」 も読みました。

「10着」の著者ジェニファーに好感がもてました。

ああ、シンプルでおしゃれで人生を楽しんでいてうらやましいなあ。

わたしも、マダム・シック(かっこいいマダム)のようにシックに生きたい。

人生の知恵を感じる!さすがフランス人。私も着ていない服は捨てようで終わったのですが。

「好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方」の著者ドラには、すこし違った印象がします。

翻訳の加減もあるかもしれませんが。

自己主張について

「自分の意見を言える女性は美しい」という章には、

日本の女性は我慢しすぎだ、自己主張しなさすぎだ、というようなことが書かれています。

日本の教育方法とフランスのそれは全く違います。たしかに日本の女性は、今までは自己主張の仕方をあまり学校で教えられてきませんでした。

文化の違いです。

なぜだかわかりませんが、日本では自己主張しないでニコニコ男性の意見を聞いて賞賛の声をあげる女性のほうがもてます。

それは、日本男性の女性観に連綿と続く文化のようなものでしょう。

それをわかったうえで、女性はあざとく男性をだまします。

自己主張できる女を許容できる男性が多くなったら、日本でも自己主張する女性が増えることも予想されます。

我慢について

この本では我慢について、

とくにパリジェンヌはがまんをしないことで有名です。フランス語では「がまん」にあたる言葉がありません。

好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方

とあります。

また、和を尊ぶあまり我慢を重ね、ついには心身をこわす人をみるとはがゆくなると述べています。

わたしも組織の一員として働いてきましたが、たしかに「和」の占めるウエイトは大きかったです。

我慢を良しとしてしまう私って、やっぱり日本の農村で生まれた田舎娘なんです。

生粋のパリジェンヌの言うわがままにならないスマートな自己主張なんて逆立ちしてもできそうにないのですが。

この劣等感がいけ好かない印象をこの本にもってしまう原因でしょう。

ここで少し思い立ったのは、フランス人め(失礼)こんなにリア充を前面に押し立てているけれど、フランスには有名な哲学者も文学者もいるし、フランス映画も内向的な雰囲気だし、意外と自殺者が多いのではなかろうかということです。

ちょっと古いデータなんですが、引っ張り出してみると…

あれ、フランス人って自殺者の占める割合少ない。

これは、自身の幸福の追求が第一で「好きなことだけで生きる」ことに重きを置いたほうが、自殺者が少ない社会になるということでしょうか。

ワークライフバランス

ワークライフバランスについて改革が叫ばれていますが、まだまだ日本はワークよりのほうではないでしょうか。

ワークライフバランスに関して言えば、ドラさんはとてもお手本になるひとと言えます。

ライフを充実させるすべがこの本に凝縮されています。

ライフの充実にため息

特に la glasse matinee (グラスマティネ)、直訳で「脂肪のついた朝」には、文学的センスを感じます。

意味は、『朝の贅沢』だそうです。

「朝の贅沢」とは、こんな感じです。

週末、恋人と一緒に過ごした翌朝は、グラスマティネを楽しみます。フランスでは、男性がクロワッサンを買いに行ってくれます。うとうとしながら恋人を待っているその時間も幸せなひととき。

好きなことだけで生きる~フランス人の後悔しない年齢の重ね方

ちなみに、「どうしてフランス人は休日、ベッドで朝食を食べるのか?」の答えは、「もう一度メイクラヴをするためよ」とのこと。

そこまで言及してくれなくてもだいたい想像つきます。

「言わぬが花」という気がする夏子でした。

他にも、香水についてやバッグの選び方、おしゃれの方法、住むところについてやバカンスの楽しみ方などライフ充実のための情報が盛りだくさんです。

まとめ

「いけ好かない」などと言っていますが、これは「ひがみ」でして、人生を豊かに生きるためにとっても参考になる本だと思います。

限りある人生、好きなことだけで生きようという、前向きなメッセージにあふれていますよ!

わたしが実践できるまでには、もうすこし時間とお金と意欲と…いろいろたくさん必要ですが、本当に好きなことだけで生きられたらそれだけで素敵ですよね。

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