うつ病になって良かったことを二つ絞り出してみた

本年も残すところあとわずかとなりました。
夏子の細々としたブログにご訪問いただき、ほんとうにありがとうございます。
9月の終わりから現在のブログを立ち上げて、ちょうど3か月になります。
病状も、揺り戻しがありますがだんだんとましになってきました。
年末らしく2019年を振り返りするにあたって、あまり後ろ向きなのはあかんと思い、「うつ病になって良かったこと」を探そうと考え付いたのですが、
あんまりねーな…
というのが本音です。
でも、ぎゅぎゅぎゅっと絞り出してみましたので、よろしければ何かの参考にしてくださいね。
1.SNSとブログで世界が広がった

ワーママのときは、育児と仕事を”こなす”ことで精一杯。
仕事の行きかえりの電車の中では寝ていましたし、休日もちょっとヒマがあれば寝ていましたし、お昼休みもちょっとだけでも寝ていました。
要するに疲れていたわたしは、
SNSってリア充を披露するツールでしょ、わたしには関係ない。
と本気で思っていました。われながら余裕ないです。
療養生活に移行して、ブログをはじめました。
きっかけとなった本を読んだからです。
本についての記事はこちら《「引きこもる女性たち」を読み、ど素人ブログを始めてみた》へ。
事務職というのにパソコンがそんなに得意でもなかったのですが、ワードプレスでいちからブログを立ち上げよう!と決心し、やりとげることができました。
加えて、せっかくなのでSNSもしてブログも宣伝してみようと思ったのですが、
SNSそのものにはまってます!
SNSにはまった理由は、
- 便利(情報があふれている)
- 同じ病気の人とつながれる
- 体調が悪いときに、ベッドでスマホで見られる。
情報の取捨選択の技術もいりますが、続けているとカンで悪い人が分かるようになってきました(´・ω・`)
最近ツイッターで
いろんな情報の中で、じぶんにピンとくるものをつきつめていってます。
たとえば最近の投稿で、すいませんどなたがしたツイートか分からないのですが、わたしと同様に精神疾患をお持ちの方が
・・・同じ病気の人としかやりとりしていないので、そんな悪い人はいませんが、・・・
というような趣旨の言葉を文章の途中で入れておられて、ピンときました。
わたしも基本的に同じ病気のかたをフォローしていますが、わたしが社会で触れ合っているひとより、
真面目で、やさしくて、頭が良い・・
とひそかに感じていたのです。
ひそかに思っていることを発信しているひとがいて、やっぱり~と嬉しくなりました。
2.身の丈にあった生き方を探そうと思えた

うつ病で通院しつつ、帯状疱疹にもインフルエンザにもかかった年だったので、健康のありがたさを痛感しました。
うえのいずれかの病気の最中は布団の中にいました。
家族が出かけて一人家にいると、どうしても内省的になってしまい、夏子もいろいろ考えました。
前のように働くのはたぶんムリだろうなあと思い、ここは人生を断捨離して、ほんとうにしたいことや好きなことを省エネで実行すること。
これにつきると思えました。
アドラー心理学

うつ病にかかったのを契機に、アドラー心理学を勉強しだしました。
アドラー心理学は、自分と他人の領域を明確にして考えを整理していく心理学です。
自分の生き方を考えたとき、わたしは人の目をすごく意識して生きているのに気づきました。
と同時に、人からの見返りも求めて生きてきました。
これは、こころに不満がたまりやすい構造に陥っていたのではないでしょうか。
今後を考えるときは、
に着目して考えよう!
でも、食いつなぐためのお金も大事ですし、兼ね合いがありますよね。
今後も一歩ずつ、考えていこうと思います。
最後に
好きなこと=ブログにのせるというスタンスで来年もこのブログを続けていきます。
少しずつブログも成長していけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
良いお年を。
